同窓会のパーティー準備については、まずは情報集め⇒日時会場会費の決定⇒案内状印刷、と進む中で、日時は常識的に日曜日の昼間が一番である。会場は、「みんな期待してくれそうだ」の感触があれば、はずみをつけるために一流の会場を予約したい。原則として母校の付近にこだわることはない。人数がまだハッキリしなくても、「八十名から百二十名のあいだです」と当初は大ざっぱでよい。とにかく会場を予約しなければ計画が先に進まない。

会費には、恩師の飲食費、恩師の土産品代、名簿作製費、記念写真代なども含まれる。参加者の年代によっては子供連れで来る場合もある。お子様料金も定めておきたい。

出席者を増やすために

案内状が刷りあがる。郵送して返事を待つ:::で済めば簡単だが、卒業から幾年月、どこにいるのか見当がつかない仲間も多い。卒業時の名簿や電々公社の電話帳がある程度の役に立ってくれる。一人の消息が知れるとその糸から続いて二、三人の消息がたぐれることがある。どこへ越しても恩師とだけはマメに年賀状を交わしてる者もいる。これは恩師に聞けば居所が判明する。ポスターの貼り出しゃ新聞の読者欄の利用も〈写真屋のセールスはうるさいが〉ある程度効果がある。しかし、噂にすがりただ一人たずねあぐんだ港町と歌謡曲の文句同様、いくら努力しても居所がつかめない人聞が出るのはやむを得ないだろう。

住所が判っても、同窓会の連絡をして、待ってましたと即座に出席を約束してくれる仲間は意外に少数だ。「仕事やら家庭の関係で、いまはなんとも返事ができない」という返事が多い。欠席の返事も残念ながら多い。そこを再度出席を勧誘するのが幹事の仕事だ。「ぼくはデパート勤めだから、日曜はいちばん忙しいんだ」と言ってたのに、当日、「幹事の顔も立てなくちゃいけないからね」とヒョッコリ姿を見せてくれる嬉しい奴がいるかも知れない。「オレ、その日は競馬に行きたいんだ」と言うのを拝み倒して出席させたところ、当日会場へ来てからまた気が変って、他の同級生まで引っぱって競馬に行ってしまうひどい奴もいるかも知れない。人数集めにはまことに苦労するが、しかし、住所録の整備と出席勧誘は同窓会成功不成功のキーポイントである。