お店の候補が決まったら下見をします。下見は、予約を取った後でもかまいませんが、必ず一度は下見に行きましょう。自分の目で確かめることは大切です。そして下見を繰り返していくうちに、だんだんと目が肥えてきて、お店のよし悪しを瞬時に見分けることができるようになります。

下見の際は、お店までの道のりの様子を観察します。こうすると後で案内状を出す際に役に立ちます。そして、できればパーティー当日に食べるかもしれない料理と同じものを注文してみましょう。無理な場合は、それと似たようなものを食べてみると味付けの具合や量がわかります。

私も秘書時代、あちこちの飲食店に下見に行きました。もちろん自腹です。接待で利用する際は、高級店になりますから、自分のポケットマネーで当日と同じ料理を食べるのは至難の業。仕方がないのでランチを食べに行きます。ランチはディナーに比べてリーズナブルで、かつ次回はディナーを食べに来てみたいとお客様に思わせる料理が随所に入っています。ですから、ランチを食べるだけでもディナーをイメージすることができるのです。ときには正直に「下見に来ました」と伝えると、女将や店長がディナーの料理について説明をしてくれたりします。過去には、味見をさせてくださったこともありました。

下見をしに出向くのは、お店にとっても嬉しいことです。第お店にとっては、下見に来る=来店の見込みが高いお客様ということです。それもいわゆる上客(よいお客)の確率が高い。ドタキャンなどすることなく、節度のある人たちの飲み会だと思って安心すると同時に、お店としてもきちんと対応しないといけないなと思うわけです。だから当日は店員もよく目配り・気配りをしてくれるし、ときには女将や店長が挨拶に来てくれます。お客である私たちも、わざわざ自分たちのために女将や店長が挨拶に出向いてくれたと思えば、特別扱いされたような気がして嬉しいですよね。